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商品番号 5639
販売価格1,980円(税込)
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●1949年に一度は絶滅を宣言されたアホウドリ(=オキノタユウ)。 この鳥を絶滅から救うため、20年以上毎年1ヶ月におよぶ無人島生活を送り、調査を重ねてきた著者による、克明な調査日誌と、保護活動40年の歩みを収録! 〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜 もし、オキノタユウ」が消滅してしまったら、将来の世代からきびしく批判されるにちがいない。 ぼくは、二十世紀後半に日本に生きる動物学者として、責任を果たさなければならないと思った。(本文より抜粋) この鳥(の名称)には「オキノタユウ」がもっともふさわしいと思う。 山口県から島根県の日本海沿岸地方では、「大夫」は「神主さん」のことだから、この呼び名には敬意がこめられ、「沖の大夫」は「沖の海にすむ大きくてうつくしい立派な鳥」を意味する。(プロローグより抜粋) 〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜*。。〜 ●日常的な言葉と生き生きとした描写、克明な記録により綴られる調査日誌は、まるで無人島生活や調査を共にしているような面白さ! ●調査の様子がリアルに伝わる写真や、オキノタユウの豊富なカラー写真を掲載。 ●巻末に「装備チェックリスト」(調査装備の他、食糧、キャンプ用品などすべてを含む)や、「本書に登場するおもな動植物紹介」(カラー写真、解説付き)を掲載。 調査に赴く方はもちろん、一般読者にも大変興味深く、著者の調査や島の様子、オキノタユウの成鳥とヒナがより身近に感じられます。 【目次】 プロローグ アホウドリからオキノタユウへ 第一章 鳥島での保護、長い道のり 第二章 鳥島滞在調査日誌 第三章 オキノタユウの未来 エピローグ オキノタユウよ、永遠に あとがき 付表・付録資料 【著者:長谷川博】 1948年静岡県生まれ。 1971年京都大学農学部卒(昆虫個体群生態学)。 1976年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学(動物生態学)、日本学術振興会奨励研究員。 東邦大学理学部生物学科助手(海洋生物学)、講師、助教授、教授(動物生態学)をへて、2014年定年退職。 現在東邦大学名誉教授。 NPO法人OWS会長。 東京都・都民文化栄誉章(1996)、吉川英治文化賞(1998)、全米野生生物連盟・保全功労賞[国際部門](1999)、日本学士院・エジンバラ公賞(2000)、日本自然保護協会・沼田眞賞(2005)、山階鳥類研究所・山階芳麿賞(2006)、アメリカ合衆国魚類野生生物局・絶滅危惧種回復功労賞[第7管区](2014)などを受賞。 また、「風にのれ!アホウドリ」(フレーベル館)で、小学館児童出版文化賞と産経児童出版文化賞を受賞(1996)。 ■著者:長谷川博 ■偕成社 ■2015年5月初版発行 ISBN978-4-03-003410-5
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