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野尻抱影 星は周る

野尻抱影 星は周る

商品番号 5747

販売価格1,540円(税込)

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動植物だけじゃない。身近に広がる自然科学の魅力。

「星の文人」と呼ばれた天文随筆家であり、冥王星の和名訳者である野尻抱影。
星は、野鳥と同じく観察には双眼鏡や望遠鏡を使い、野鳥と同じく季節によって変化します。
読後、きっと星空を見上げたくなる一冊。

●夜空の美しさを伝え続けた「星の文人」、その眼差し。
星空にまつわるさまざまな思い出を、古今東西の作品の蘊蓄を交え語るエッセイ。

**。…本文より一部省略抜粋…。**
その時私は秋の修学旅行に引き込んだ風邪をこじらせて、横浜の或る病院に寝ていた。
十二月も近い晩で、戸外には木枯が古い建物の硝子戸をびりびり鳴らして吹いていた。二階にはどこにも人のけはいがなかった。
置いてきぼりになったような心細い気持ちで、床の上に起き直って、見るともなくカーテンの隙の真黒な空にきらめいている星を見ていると、その中に、縦に並んでいる三つの星が目に入ってきた。

【目次】
第一部
星を覗くもの/小望遠鏡漫語/桜新町/飛行機/プラネタリウム/明治の夜/野づらの道/ゴッホの星/タレース先生/遠い惑星/土星―空の玩具

第二部
春の星空/黄道の行方/昇る獅子座/北斗美学/霊魂の門/星雲/夜桜/ハレー彗星/帆かけ星/夏の星空/空よりの客/駒鳥の谷/錯覚/アルビレオ/遠花火/星無情/星池石/秋の星空/いかりぼし/初対面/中秋名月/オリオン現わる/北落師門/鯨座/ペルセウスの曲線/冬の星空/ヒヤデス星団/「こんばんは」/声なき聖歌隊/ベツレヘムの星/除夜/山市初買/冬の大曲線/節分/星曼荼羅

第三部
星は周る/登山と星/山の端の星/海辺の星/三つ星覚書/下田の三ドル星/砂漠の北極星/南極老人星を見る/軍靴/南十字星/星恋

著者略歴
もっと野尻抱影を知りたい人のためのブックガイド

【著者・野尻抱影(のじり ほうえい)(1885〜1977)天文随筆家、英文学者】
明治18(1885)年11月15日、神奈川県横浜市関外に生まれる。本名は正英(まさふさ)。父政助は日本郵船に勤めていた。
神奈川第一中学校時代、病床に伏せていたとき冬の星座の魅力にとりつかれ、以後天文少年となる。
早稲田大学英文科に進学、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、坪内逍遥、島村抱月などに学ぶ。

明治40年旧制甲府中学校の英語教員として山梨に赴任。
東京の麻布中学校勤務を経て、大正8年(1919)、出版社の研究社に入社。昭和19年(1944)まで勤め、「英語青年」初代編集長もつとめた。
一男六女あり。

抱影と交流した天文学者の石田五郎は、抱影を「星の文人」と呼んだ。星へのロマンチシズムを縦横無尽に書き、ときにラジオで語り、人気を集めた。
古今東西、特に日本の星の名前の収集に大変な情熱を傾けたことでも知られた。
昭和5年(1930)に発見された新惑星(当時。現在は準惑星)に「冥王星」の和名をつけた。
生前「私が死んだら行く星は、やはりオリオンときめておこうか?」と書いている。
最後の言葉は「私の死後の連絡先は…」であった。きっとオリオン座と言おうとしたのだろう。

■著:野尻抱影
■2015年12月初版発行
■サイズ(約):B6変 、217ページ
■平凡社


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