HOME > 千人の森2022
シマフクロウは全長 70 p、翼を広げると約180pにもなる世界最大級の魚 食性のフクロウです。かつては北海道全域に分布していたのですが、森林伐 採による営巣木の減少と、河川改修や砂防ダム建設による食べ物である魚類 の減少等により、現在は北海道東部の知床、根室、十勝、日高地域などで見 られるだけになりました。その生息数はわずか約 70 つがい160羽。
日本野鳥の会では、シマフクロウを守るため、様々な活動をしています。 絶滅危惧種の保護は、専門家だけが行動すればよいというものではありません。 しかし、保護したいという気持ちがあっても直接関われる機会 が少ないのも事実。 そこで、みなさん のお気持ちを少しでも見える形で保 護につなげる仕組みが、 「千人の森」です。「千人の森」はグッズ1つにつき250円を、 シマフクロウ保護活動に活用させていただきます。グッズを通じてより多くの方に シマフクロウを知っていただき、 1000人の方にご協力いただくことで、 25万円のご寄付が集まり、一つ のシマフクロウ保護活動を行うことができるのです。 なお、250円以 外の収益は、当会の活動全般に活用させていただきます。
今年の寄付の活用先について 今年のご寄付は、給餌いけすに入れるヤマメの購入に活用させていただきます。 親鳥が生きられても、ヒナが育たなければ個体数の回復は見込めません。シマフクロウが住める環境を整えるには時間がかかるため、周辺の河川の状況を見つつ、天然の食べ物が十分にない期間、給餌いけすに魚を補充しています。 (左)給餌いけすにヤマメを補充するレンジャー (右)いけすでヤマメを獲ったシマフクロウ。写真は調査のため、無人センサーカメラによって撮影されたもの。 250円×1000枚=25万円の集まると、天然の食べ物が少なくなる冬期の6か月、シマフクロウひとつがいとヒナ1羽に必要な魚 約100sを補うことが可能です。今のシマフクロウの状況では給餌は毎年行う必要があり、今年のご寄付も、こちらに活用させていただきます。 活動の詳細は下記のウェブサイトでも発信中です、ぜひご覧ください。 保護区パトロール日誌 日本野鳥の会シマフクロウ保護活動
シマフクロウについての講座を、YouTubeにて公開中! 昨年、より多くの方にシマフクロウについて知っていただくため、現場で 活動するレンジャーを講師にシマフクロウのオンライン講座を開催しました。 開催の様子をYouTube上でご覧いただけます。 オンライン講座「絶滅危惧種シマフクロウってどんな鳥?」
2022年はイラストレーターの箕輪義隆氏、村上康成氏によるシマフクロウのTシャツが3種類できあがりました!また、新たにトートバッグをご用意しました。 Tシャツやトートバッグにはシリアルナンバーのタグがついています。※番号はお選びいただけません。
●昨年度は348,000円のご寄付が集まりました。
シマフクロウってどんな野鳥?
シマフクロウは全長 70 p、翼を広げると約180pにもなる世界最大級の魚 食性のフクロウです。かつては北海道全域に分布していたのですが、森林伐 採による営巣木の減少と、河川改修や砂防ダム建設による食べ物である魚類 の減少等により、現在は北海道東部の知床、根室、十勝、日高地域などで見 られるだけになりました。その生息数はわずか約 70 つがい160羽。
グッズ購入による寄付の仕組み
日本野鳥の会では、シマフクロウを守るため、様々な活動をしています。 絶滅危惧種の保護は、専門家だけが行動すればよいというものではありません。 しかし、保護したいという気持ちがあっても直接関われる機会 が少ないのも事実。 そこで、みなさん のお気持ちを少しでも見える形で保 護につなげる仕組みが、 「千人の森」です。「千人の森」はグッズ1つにつき250円を、 シマフクロウ保護活動に活用させていただきます。グッズを通じてより多くの方に シマフクロウを知っていただき、 1000人の方にご協力いただくことで、 25万円のご寄付が集まり、一つ のシマフクロウ保護活動を行うことができるのです。
なお、250円以 外の収益は、当会の活動全般に活用させていただきます。
今年の寄付の活用先について
今年のご寄付は、給餌いけすに入れるヤマメの購入に活用させていただきます。 親鳥が生きられても、ヒナが育たなければ個体数の回復は見込めません。シマフクロウが住める環境を整えるには時間がかかるため、周辺の河川の状況を見つつ、天然の食べ物が十分にない期間、給餌いけすに魚を補充しています。
(左)給餌いけすにヤマメを補充するレンジャー (右)いけすでヤマメを獲ったシマフクロウ。写真は調査のため、無人センサーカメラによって撮影されたもの。
250円×1000枚=25万円の集まると、天然の食べ物が少なくなる冬期の6か月、シマフクロウひとつがいとヒナ1羽に必要な魚 約100sを補うことが可能です。今のシマフクロウの状況では給餌は毎年行う必要があり、今年のご寄付も、こちらに活用させていただきます。
活動の詳細は下記のウェブサイトでも発信中です、ぜひご覧ください。
保護区パトロール日誌
日本野鳥の会シマフクロウ保護活動
シマフクロウについての講座を、YouTubeにて公開中!
昨年、より多くの方にシマフクロウについて知っていただくため、現場で 活動するレンジャーを講師にシマフクロウのオンライン講座を開催しました。 開催の様子をYouTube上でご覧いただけます。
オンライン講座「絶滅危惧種シマフクロウってどんな鳥?」
2022年 のデザインTシャツは3種類+トートバック!
2022年はイラストレーターの箕輪義隆氏、村上康成氏によるシマフクロウのTシャツが3種類できあがりました!また、新たにトートバッグをご用意しました。 Tシャツやトートバッグにはシリアルナンバーのタグがついています。※番号はお選びいただけません。