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日本野鳥の会 タンチョウ寄付つきエコバック

タンチョウの保護活動の支援につながる
寄付つきエコバッグ


バッグ1個につき、100円のご寄付をタンチョウの 自然採食地の整備や観察マナー啓発などのタンチョウ保護活動に活用する 寄付つきエコバッグができました!



イラストは野鳥のかわいい親子をイメージ。「Our love in the sky」というフレーズには「タンチョウを大切に想う思いを結集して、タンチョウの舞う空に放とう」という意味が込められています。 標準的なトートバッグサイズで、 生地はやや薄手のため、たたむとコンパクトになり、日頃からバッグの中に 忍ばせておけます。


イラスト:片岡海里


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タンチョウってどんな野鳥?

日本で「鶴」というと、白と黒の身体に赤い頭の姿を思い浮かべる人が多いと思います。それがタンチョウです。日本画の中で、日本人に親しまれてきた鳥であり、アイヌの人々は「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼んできました。江戸時代までは、北海道から東北地方にかけて生息していましたが、乱獲や生息地である湿原の開発により数が激減し、一時は絶滅したと思われていました。しかし、北海道・釧路湿原で10数羽が生息していることが分かり、その後の地元での献身的な保護活動等により、現在は約1,900羽まで回復してきています

タンチョウの数は増えてきているけれど、今はどんな活動をしているの?

タンチョウは、地域の方々の給餌活動によって数を増やしてきましたが、一方で給餌場への過密集中による伝染病蔓延のリスクが課題です。タンチョウが給餌に頼らず越冬できる環境をつくるために、厳冬期でも凍らない小川などを中心に、17か所の「自然採食地(しぜんさいしょくち)」を整備しています
翼を広げると2メートルを超える大きなタンチョウが出入りしやすいよう、河川の倒木や藪を払う作業や、タンチョウの食べものとなる生きものがどのくらい生息しているかの調査などを行っています。これらの作業は、日本航空(JAL)や東北海道クレインズのみなさん、鶴居村の自然体験活動グループ「サルルンガード」の子どもたちにも協力していただいています。

タンチョウ保護活動への寄付は、どんなことに活用されるの?

日々の調査や給餌活動、自然採食地の保全活動等、幅広い保護活動は、みなさまからのご寄付によって支えられています。今年は、調査や広報等で使用する高性能のビデオカメラや望遠鏡を購入することができました。
ビデオカメラは、自然採食地でのタンチョウの行動を調べたり、求愛ダンスや鳴き合い等の動画をYouTubeにアップしたり、高校生向けの授業で撮影した動画を行動解説に活かしたり、タンチョウと保護活動をたくさんの方に伝える活動に大活躍しています。
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ Youtubeチャンネル

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ/原田レンジャーより一言
夜間、タンチョウは凍らない川の浅瀬で、一本足で立って寝ています。このような「ねぐら」はタンチョウたちとってとても重要な場所です。「ねぐら」とその周辺地域をタンチョウがどのように利用しているか調べる調査では、厳冬期は最低気温マイナス20℃、最高気温も氷点下の中行い、精神的にも体力的にも厳しい活動ですが、応援してくださる皆さまの気持ちを力に頑張っています。タンチョウは絶滅寸前の危機は脱したもののまだまだ安心できる状態ではありません。かつてのように東北・関東地方に渡り、越冬する日が来ることを目指して活動を続けています。これからもみなさまのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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